カテゴリ:売買コラム / 投稿日付:2022/01/08 00:00
ご売却検討理由でよく耳にする「お住み替え」。今回はそんな「住み替えによる売却」時のポイントについて解説します。
住み替えでは「居住中物件の売却」と「新居の購入」の2つを進めます。理想としてはこの2つを同時並行で進めたいところですが、不動産の売却は買主が見つかるタイミングが計算できないので、同時並行で進めるのは容易ではありません。
では、売却と購入どちらを優先して進めるべきなのでしょうか?
結論、現実的には売却を先行して、住み替えを進めることをお勧めします。
理由①住替えの資金計画を立てられる
住み替えを成功させるには資金計画を立てることが必須です。
新居購入の予算が決まらないと新居探しもできませんよね。そのためにも今住んでいる不動産がいくらで売れるのか知る必要があります。
売却価格に目途がついたら、買い替え先の予算も立てられスムーズに購入手続きに進むことができます。
住み替えの資金計画について
以下の計算式で新居購入の予算が把握できます。
A: 「居住不動産の売却額」「手持ち資金」「借入できるローン額」
B: 「住宅ローン残債」「売却に必要な手数料などの費用」
A - B = 新居購入予算
理由② 高く売却しやすい
売却を先行すると「この日までに売らなければいけない」という期限がなく、売却期間を長く取れるため、相場よりも販売価格を高めに設定できます。
また、買主から値下げ交渉をされたとしても、無理して値下げをする必要がないため結果的に高く売却することに繋がります。
「購入先行」のメリットは?
もちろん「購入先行」にもメリットがあります。一番のメリットは仮住まいを必要としないことでしょう。
先に居住している不動産を売却すると、新居を購入するまで賃貸やウィークリー不動産に暮らすことになります。引越しも2回することになり、その分余計に引っ越し費用がかかります。
しかし、購入を先に進めると、居住中のローンと新居のローンを二重で支払うことになり、もし売却ができなかった場合のリスクが大きくなります。
どうしても購入を先にしたい場合は、不動産会社の「買取保証」などを併用し、保険をかけながら進める事をお勧めします。
売却・購入のスケジュール感
不動産は売却・購入ともに、一般的には3ヶ月から6ヶ月程かかります。これは不動産会社と媒介契約を結んだ後の期間であり、書類を揃えるといった準備期間は含まれていません。
そのため、準備期間も考慮して遅くとも6ヶ月前には動き始めるのが理想的です。

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