カテゴリ:売買コラム / 投稿日付:2022/02/26 00:00
住宅ローンの残債がある家から住み替えを検討する方は多いと思います。しかし、「ローンが残っていても住み替えられるのか」「どのようなローンを選べば良いのか」など、不安や疑問も多いのではないでしょうか。
この記事では、ローン残債がある家から住み替えるためのローンの種類と、それぞれのメリット・デメリット、注意点について解説します。

住宅ローンが残っている場合の家の売却方法
持ち家に住宅ローンが残っている場合、原則として売却金でローンを完済する必要があります。なぜなら、住宅ローンは家を担保にして融資を受けているため、ローンを完済しない限り、家の所有権を完全に移転できないからです。
売却額でローンを完済できない場合は、以下のいずれかのローンを検討する必要があります。
1. 買い替えローン(住み替えローン)
買い替えローンは、売却額でローンを完済できない場合に、残債と新居の購入費用をまとめて借り入れることができるローンです。
メリット:
自己資金が少なくても住み替えが可能
持ち家のローンを完済できるため、二重ローンを回避できる
デメリット:
審査が厳しい
売却と購入のタイミングを合わせる必要がある
買い替えローンは、残っているローンの一括完済と融資を同時に行うことが条件となるため、売却・購入のタイミングを同じ日に合わせる必要があります。
2. つなぎ融資
つなぎ融資は、買い手先行で住み替える場合に、一時的に融資を受けることができるローンです。まず融資を受けて新居を購入し、前の家が売れたらその売却金で融資額を一括返済する流れとなります。
メリット:
新居をじっくりと探せる
引っ越しが1回で済む
デメリット:
住宅ローンよりも金利が高い(通常3.00%前後)
手数料や保証料などの諸費用がかかる
不動産会社の買取保証制度とセットになっていることが多く、期日までに買い手が見つからない場合、不動産会社が査定価格の80%程度で買い取る
ローン選びの注意点
返済計画をしっかり立てる:
住み替え後の返済額や期間を慎重に検討し、無理のない返済計画を立てましょう。
複数の金融機関を比較する:
金利や手数料、審査基準などは金融機関によって異なるため、複数の金融機関を比較検討することが重要です。
不動産会社に相談する:
住み替えに関する知識や経験が豊富な不動産会社に相談し、アドバイスを受けることをお勧めします。
いずれにしても、ローンの支払いが本格的に厳しくなる前に、不動産会社などの専門家に相談することが大切です。
クラスコでは、資金計画を含めた不動産に関するお悩み相談を承っております。 ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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