カテゴリ:売買コラム / 投稿日付:2022/03/19 00:00
不動産を売却する際、「売却前に補修や修繕を行うべきかどうか」について悩まれる方は多いのではないでしょうか?
「少しでも見栄えを良くしてから売った方が高値で取引が成立しそう」
「見栄えの良い物件にした方が早く売れそう」
このように考える方もいるようですが、実際はどうなのでしょうか。
売却戦略を立てる上で、補修の必要性を見極めることは非常に重要です。適切な判断を下すために、まずは補修(リフォーム)が必要となるケースについて具体的に見ていきましょう。
■補修が必要となるケースとは?
住宅の状況は、使用状況やメンテナンスの頻度によって大きく異なります。しかし、一般的には「建築年数」と「設備の耐久年数」が補修の必要性を判断する上での重要な指標となります。
建築年数
戸建住宅の場合、築5~10年目から外壁の剥がれなどの劣化が始まることがあります。10~15年目には、給排水設備の更新を検討する必要が出てくるでしょう。
15年目以降は、目に見える劣化部分の交換を検討することで、住宅を長持ちさせることができます。
定期的な点検を行い、建築年数に応じた適切な補修を行うことが大切です。
設備の耐久年数
戸建住宅の各設備には、それぞれ耐用年数の目安が設定されています。
設備の耐用年数を考慮することで、計画的な補修が可能になります。
主要な設備の耐用年数を把握し、交換時期の目安として活用しましょう。
例えば給湯器は約10年、屋根は約20年、外壁は約15年と言われています。
■補修を行うメリット・デメリット
補修を行うことで、物件の見栄えが良くなり、購入希望者の印象を向上させることが期待できます。しかし、補修には費用がかかるため、売却価格に上乗せできるかどうかを慎重に検討する必要があります。
補修を行うメリット
物件の印象が良くなり、早期売却につながる可能性がある。
売却価格の向上につながる可能性がある。
購入希望者の安心感を高めることができる。
補修を行うデメリット
補修費用がかかる。
補修内容によっては、売却価格に上乗せできない場合がある。
補修に時間がかかる。
■補修費用の考え方
補修にかかる費用は、修繕の内容や規模、使用する材料によって大きく異なります。修繕前に、おおよその費用を把握しておくことが重要です。
内装の一部修理(壁紙の張替、床の修理等)数万~数十万円
外壁の修理、修繕(外壁の塗りなおし等)数十万~数百万
屋根の修理、修繕(屋根の葺き替え)数十万~数百万
水回りの設備の交換(キッチン、風呂など)数十万~数百万円
■まとめ
高く確実に売るためにはどの選択をするのが良いのか?
ずばり、不動産会社に相談することをお勧めします。不動産のプロの意見を聞くことで、より良い判断ができるはずです。
クラスコでは不動産に関するお悩み相談を承っております。 ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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