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vol.16【不動産買取という手段】買取が適切な状況とは?
カテゴリ:売買コラム  / 投稿日付:2022/04/16 00:00

不動産を売却する際、「仲介」と「買取」という2つの方法があることをご存知でしょうか?

「仲介」は、不動産会社に買主を探してもらう一般的な売却方法ですが、「買取」は、不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。

「買取」は、あまり馴染みがないため、「仲介とどう違うの?」「不動産会社に安く買い叩かれないか不安」といった疑問や不安を感じる方もいるかもしれません。

この記事では、仲介よりも買取がおすすめと言える3つのケースを具体的にご紹介します。



1. 築年数が古い物件、または旧耐震基準のマンション

一般的に、不動産の価値は築年数が経過するにつれて下がると言われています。

築年数が古い物件は、買主がつきにくく、売却までに時間がかかることがあります。リフォームやリノベーションをしてから売りに出すという選択肢もありますが、費用がかかる上に、必ず売れるとは限りません。

一方、買取であれば、不動産会社が物件を現状のまま買い取ってくれるため、売却までの時間や手間を大幅に削減できます。

特に、築30年を超える中古マンションは、外観が綺麗でも、給排水管の老朽化など、目に見えない部分に問題を抱えている場合があります。仲介で売却した場合、売却後にこれらの問題が発覚すると、売主は瑕疵担保責任を負い、高額な修繕費用を負担しなければならない可能性があります。

このようなリスクを回避するためにも、築年数が古い物件や旧耐震基準のマンションは、買取がおすすめです。

2. 内部の状態が悪く、リフォームが必要な物件

壁や床の傷み、水回りの汚れなど、室内の状態が悪い物件は、内覧時の印象が悪くなり、仲介での売却が難しくなる傾向があります。

しかし、買取であれば、不動産会社はリフォームやリノベーションを前提に買い取ることが多いため、室内の状態が悪くても問題なく売却できる可能性が高いです。

「リフォーム費用をかけたくない」「できるだけ早く現金化したい」という方にとって、買取は有効な選択肢となります。

3. 事故やトラブルがあった物件

事件や事故が発生した物件は、心理的な抵抗感から、仲介での売却が非常に難しいです。

例えば、自殺や殺人事件があった物件は、購入希望者にとって大きな心理的負担となるため、売却価格を大幅に下げざるを得ない場合や、長期間売れ残ってしまうケースも少なくありません。

売主には、購入希望者に対してこれらの事実を告知する義務(告知義務)があります。告知を怠ると、後々トラブルに発展する可能性もあります。

買取であれば、不動産会社はこれらの事情を理解した上で買い取ってくれるため、売主は心理的な負担やトラブルのリスクを軽減できます。

買取のメリット

早期売却が可能: 仲介のように買主を探す必要がないため、短期間で売却できます。
手間がかからない: リフォームやハウスクリーニングを行う必要がないため、売却準備の手間を省けます。
瑕疵担保責任を免責できる場合がある: 不動産会社が買主となるため、瑕疵担保責任を免責できる場合があります。
心理的な負担が少ない: 事件や事故があった物件でも、比較的スムーズに売却できます。

買取のデメリット

売却価格が相場より低くなる傾向がある: 不動産会社は、再販して利益を得るために買い取るため、仲介よりも売却価格が低くなる傾向があります。

まとめ

買取は、上記のような特定のケースにおいて、非常に有効な売却手段です。

しかし、売却価格が低くなる傾向があるというデメリットもあるため、ご自身の状況や優先順位を考慮して、慎重に検討することが重要です。

クラスコでは、お客様の状況やご希望を丁寧にヒアリングし、最適な売却方法をご提案いたします。不動産売却に関するご相談は、ぜひクラスコにお任せください。

 

 

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