カテゴリ:売買コラム / 更新日付:2025/03/30 00:00 / 投稿日付:2023/02/14 11:38
不動産を売却された皆様、確定申告はお済みでしょうか?
「売却益が出たら確定申告が必要」と聞いたことがある方も多いと思いますが、実は、売却損が出た場合でも確定申告をするメリットがあることをご存じでしょうか。
この記事では、不動産売却後の確定申告について、手続きの流れや必要書類、注意点などを詳しく解説します。
■売却益が出た場合
不動産を売却して利益(譲渡所得)が出た場合、確定申告が必要です。譲渡所得は、他の所得と合算して所得税と住民税が課税されます。
確定申告を怠ると、加算税や延滞税が課せられる可能性があるので、必ず期限内に申告しましょう。
■売却損が出た場合
売却損が出た場合、確定申告は必須ではありません。しかし、確定申告をすることで、以下の特例を利用できる可能性があります。
損益通算: 売却損を他の所得(給与所得など)と相殺し、所得税の還付を受けられる場合があります。
繰越控除: その年の所得から控除しきれなかった売却損を、翌年以降最長3年間繰り越して控除できます。
これらの特例を利用することで、税負担を軽減できる可能性があります。
■確定申告に必要な書類
確定申告には、以下の書類が必要です。
- 確定申告書
- 譲渡所得の内訳書
- 売却した不動産の全部事項証明書
- 売買契約書、領収書など、取得費や譲渡費用を証明する書類
- その他、適用する特例によって必要な書類
適用する特例によって必要書類が異なるため、事前に税務署や税理士に確認することをおすすめします。
■確定申告の流れ
ざっくりとした流れは次の通りです。
- 必要書類の準備
- 確定申告書の作成
- 税務署への提出(郵送、e-Tax、税務署窓口)
- 納税(必要な場合)
■確定申告の期限
不動産を売却した翌年の2月15日から3月15日までです。

■不動産会社選びの重要性
確定申告は複雑な手続きなので、不安を感じる方も多いでしょう。
不動産会社の中には、確定申告に関する相談に乗ってくれる会社もあります。
売却後のサポート体制も確認して、信頼できる不動産会社を選びましょう。
クラスコでは、不動産売却に関するご相談はもちろん、売却後の確定申告についてもサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。
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