法律上の建物の耐用年数は下記の通りとなります。
木造:22年
鉄骨鉄筋コンクリート造:47年
これをイメージ図に置き換えると下記のようになります。
(※国土交通省「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」より抜粋参照)
上記の図からも分かるように建物価値だけを見ると、
マンションに比べ木造一戸建ての建物価値は下がりやすい印象を受けます。
②ご高齢になると2階建てでの生活が難しい
歳を重ねると段々と階段の上り下りも大変になってきますよね。
最近では上記の理由から2階建てではなく平屋を希望とされる方も増えてきております。
③修繕費を自分で貯蓄しておく必要がある
一戸建ての場合、毎月の管理費・修繕積立金はかかりません。
しかしながら、修繕すべき部分は数年~十数年に1度は出て参ります。
一戸建ては積立金の制度がない為、自分自身でその管理を行う必要がございます。
外壁や屋根の工事等、まとまった額が必要となった場合に、
修繕費を出せるよう日頃から貯蓄をしていきましょう。
④防犯面においてはマンションよりも劣る
マンションに比べ、オートロック設備や防犯カメラ、管理人さんの滞在等がない為、
防犯面は必然的に劣ってしまいます。
しかしながら、最近では雑貨屋さん等で防犯グッズも多くお取り扱いされているので、
後付けするもので防犯面を補うのも一つの手かもしれません。
全5回に渡ってマンションと一戸建ての違いについて解説致しましたが、
いかがでしたでしょうか。
両者どちらがお客様にとって適正かはお客様がご購入に対して何を大切にされたいかによって異なります。
この記事を読んで、ご自身が物件探しで何を重視しているのか、
原点に立ち返り頭の中を整理する助けとなれば幸いでございます。
弊社クラスコはお客様に寄り添ったご提案を日々心掛けております。
不動産購入・売却におけるご不明点等ございましたら、
まずは一度お気軽にご相談下さい。