【気になる】5年後に購入VS今すぐ購入 どっちがオトク!
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/12/10 00:00
今すぐ or 5年後、どちらがお買い得か徹底比較
一生で一番高価な買い物と言われるマイホーム。
「もう少し貯金をためてから買うべきか…。」
「消費税が上がる前に買うべきか…」
高価なタイミングだからこそ、購入すべきタイミングも悩んでしまいますよね。
そこで!
本日はこの不動産の購入すべきタイミングを不動産のプロの視点と、
ある二組の家族の例(どちらも3,000万円の物件を購入)を用いて解説していきます!
比較:①「家を購入するまで」
Aさん家族・・・一郎さん(30歳)奥さん(30歳)子供2人(3歳、1歳)
Aさんと奥さんは30歳の時にマイホーム購入を決意します。
しかし今は貯金がないので、頭金を多く支払って、返済額を少しでも減らすために5年間毎月5万円ずつ貯金しました。この5年間で家賃8万円の賃貸アパートに暮らしています。
・貯金総額:300万円
・35歳の時に3,000万円の家を購入
・2,700万円を35年ローン(金利1%)で借入
Bさん家族・・・次郎さん(30歳)奥さん(30歳)子供2人(3歳、1歳)
Bさん夫婦も30歳の時にマイホーム購入を決意します。
Bさんは、貯金はないものの定年までにローンを完済したいと考えすぐに3000万円の家を購入しました。
・貯金総額:0円
・30歳の時に3,000万円の家を購入
・3,000万円を35年ローン(金利1%)で借入
2つの家族を見ていかがですか?
Aさん家族の方が借入するローンが少ないので得だと思いますよね。
もう少し掘り下げて比較していきましょう!
比較:③「支払総額」
Aさんの支払い総額:
3,500万円(自己資金300万円,利子含む)
Bさんの支払い総額
3,550万円(利子含む)
Aさんは5年間で300万円を貯金して購入した分、利子がBさんと比べて
50万円浮いたことになります。
これでAさんの方が正しかったと思いきや、忘れてはいけないことがあります。
それは、Aさんは貯金をしながら5年間分の家賃を支払い続けていたことです。
8万円の家賃だとすると、その総額はなんと480万円!!
比較:④「もう一度支払総額を考えて見ましょう」
Aさんの支払い総額:
3,980万円(自己資金300万円,利子,家賃5年間分含む)
Bさんの支払い総額
3,550万円(利子含む)
差額:
430万円
結果的には35年間トータルで支払金額はBさんの方が430万円もお得になります。
家賃は決して自分の財産にはなりません。
早く購入すれば、家賃の分を住宅ローンにあてて、もっと早く完済する事だって出来るのです。
また、Bさんの場合はAさんより早くにローンを返済でき(65歳)、年金で住宅ローンを返していく不安もありません。