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【想定外の出費にご用心!】不動産に関わる諸費用の話
カテゴリ:売買コラム  / 投稿日付:2022/12/03 00:00

【想定外の出費にご用心!】
不動産に関わる諸費用の話


家を買うとなると、単純に「物件価格」だけを考える人が意外に多いのですが、実際には、物件価格以外に、購入手続きにかかる諸費用(初期費用)や、購入後にかかってくる固定費などもあります。
まずは購入に必要なお金をきちんと把握しておきましょう!

購入時にかかるお金

  • 頭金

    頭金は、物件価格のうち、購入時に「現金で支払う分」のことを言います。
    頭金が0円でも住宅ローンを組むことは可能ですが、その分住宅ローンの借り入れが増え、毎月の返済額がアップします。
    目安として物件価格の2割くらいを用意するのが一般的です。

  • 住宅購入に関わる諸費用

    住宅購入時には、住宅ローンの借入費用や、不動産登記にかかるお金、家具購入や引越し代金など、さまざまな初期費用が発生します。
    どんなお金が必要になるのか、下の表を見ながら、具体的にチェックしましょう。


    ◆不動産取得に関わるお金

    諸費用の名称内容
    手付金
    (購入代金の一部)
    売買契約時に売主に支払うお金で、契約を破棄する場合は返金されません。
    購入代金の5%~10%程度が一般的ですが、売主と買主の合意によって決まるため、 これより多くなるケースもあります。最終的に代金の一部に充てられます。
    印紙税売主とかわす売買契約書に印紙を貼る形で支払われる税金。
    契約金額に応じて金額が変わります。
    仲介手数料中古物件や一部の新築一戸建てなど、仲介会社を通して物件を購入する場合、 仲介会社に払う手数料。「物件価格の3%+6万円」が上限です。
    不動産取得税不動産を取得した際に、一度だけ支払う税金。
    固定資産税
    都市計画税
    1月1日の不動産所有者に対してかかる税金。
    日割り金額を売り主に支払うケースが一般的です。
    登記費用不動産登記(所有権の保存または移転など)、 抵当権設定登記の際に必要な登録免許税や、 司法書士に依頼する場合の報酬。


    ◆ローン契約にかかわるお金

    諸費用の名称内容
    印紙税ローン契約書に印紙を貼る形で支払われる税金。
    契約金額に応じて金額が変わります。
    ローン借入費用事務手数料、ローン保証料、団体信用生命保険特約料、火災保険料などが必要になります。
    金額は金融機関や、ローン商品によって異なり、金利の中に含まれるものもあります。

必要な諸費用に目安はある?

物件タイプの購入諸費用の目安は以下の通りです。

◆新築マンション
物件価格の3%~5%

◆中古マンション・新築・中古の一戸建て ・土地
物件価格の6%~13%

3000万円の新築戸建で180万円~390万円がかかってきます。これに加えて、引越し費用や家具購入費用などが必要になります。ただし、実際の金額は購入物件やローンの借り方によって異なり、条件によっては下記の目安より高くなることもあります。正確な金額は、不動産会社の担当者に聞いてみましょう。

購入後にかかるお金

  • 住宅ローン返済

    住宅ローンの返済は、家を買った後、返済終了まで毎月行わなくてはなりません。ちなみに住宅ローンの返済期間は最長35年が一般的です。
    この範囲内で、自分のライフプランに合った期間(年単位が多い)を選択できますが、20年~35年の長期間となる人が多いでしょう。その間返済を続けるため、今から家計管理をしっかり行う習慣をつけ、資金計画をたてておきましょう。
    なお、返済は、毎月返済のほかボーナス時加算(ボーナス月の返済を増やすこと)の選択もできます。

  • 住まいの維持・管理費用

    家を買うと住宅ローンの返済以外にも、住まいを維持管理していくためのお金がかかります。
    特にマンションを購入する場合には、毎月管理費などを払うことになるので注意が必要です。


    ◆すべての物件タイプかかる諸費用

    諸費用の名称内容
    固定資産税
    都市計画税
    マイホーム等、所有する不動産にかけられる市町村税。
    毎年1月1日時点の所有者に4月に通知され、納税は6月(年4回分納可能)です。
    固定資産税について、新築住宅は5年間の軽減措置が適用されます。


    ◆マンションにかかる諸費用

    諸費用の名称内容
    管理費マンションの共用部分の清掃や、設備の管理、官営会社への支払いなどに充てられます。
    毎月1万円~2万円台が目安(物件や住戸の広さによって異なる)です。
    修繕積立金マンションの大規模修繕に備えて毎月積み立てるお金。
    積立金額が不足すると、修繕時に一時金が必要になる場合もあります。
    毎月5000円~1万5000円が目安で、築20年以上など築年の古い中古は高い傾向にあります。
    駐車場代など駐車場を契約する場合には駐車場代がかかってきます。
    そのほか、専用庭やルーフバルコニー付きの住戸の場合、その使用料が必要になることもあります。

一戸建ての場合も、修繕リフォーム費用は必要

一戸建ての場合、マンションのように管理や修繕のための定期的な支払いはありませんが、長い目で見れば修繕費用は必要になってきます。
例えば、キッチンやお風呂などの水まわりの交換にはトータルで200万~300万円ほどがかかり、 外壁や屋根の修繕にも、100万~200万円の費用が必要になります。
10~15年程度の周期でまとまったリフォームに対応できるよう、購入時からきちんと備えるのがよいでしょう。

まとめ

予算全てを物件購入金額にまわしてしまうと、これまでに説明した諸費用が掛かってくるため、後々の支払いが大変!なんてことも起こってしまいます。
まずは専任の不動産担当者に予算を相談したうえで、適切な物件価格と、検討する物件に生じる諸費用を細かく聞くことをおススメします!
これからもまだまだ不動産に関わる豆知識をお伝えしていきますのでお楽しみに♪

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