仲介手数料の簡単な計算方法
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/08/27 00:00
不動産売買時にかかる仲介手数料の簡単な計算・シミュレーションの方法
前回のコラムで不動産を売買(購入・売却)する際に仲介手数料がかかる事を説明していますが、今回は仲介手数料の簡単計算方法について説明いたします。
仲介手数料とは?
私たちがお客様よりいただく仲介手数料は、プロとして不動産取引の仲介を行ない、お客様に相応しい条件をまとめ、徹底した物件および権利関係の調査を通して安心・安全な取引を行なう際にいただく不動産会社の仲介サービスに対する報酬の対価となります。
逆に不動産会社を利用せず、個人間で不動産売買を行なうと仲介が存在しないため仲介手数料は発生しません。仲介手数料は不動産会社を通じて不動産売買を行なったときに発生する費用となります。
仲介手数料の金額は決まっている?
仲介手数料は、国土交通省が定める宅地建物取引業法第46条で定める不動産売買仲介業者が報酬として受け取れる上限の金額が定められております。
3つの計算方法
仲介手数料の計算方法は物件価格によって計算方法がことなります。
計算式は以下の通りになります。
①売買金額が400万円超の場合の仲介手数料
(売買金額×3%+6万円)×(1+消費税率)
②売買金額が200万円超400万円以下の場合の仲介手数料
(売買金額×4%+2万円)×(1+消費税率)
③売買金額が200万円以下の場合の仲介手数料
(売買金額×5%)×(1+消費税率)
例
(1000万円×3%+6万円)×1.10=396,000円(税込)
(300万円×4%+2万円)×1.10=198,000円(税込)
(100万円×5%)×1.10=55,000円(税込)
このように簡単に計算できます!!
仲介手数料の早見表
ここまで仲介手数料や計算方法について説明してきました。
金額ごとに計算するのは面倒くさいなと思いませんか?
400万円〜3,000万円を200万円ごとに計算している早見表を掲載しますのでぜひご確認ください。
なぜこの計算式になるのか?
なぜ3%+6万円?なぜ4%+2万円?
そう思われる方へご説明いたします!!
~前回のコラム~
仲介手数料の金額
① 200万円以下の金額
金額×5%
② 200万円を超え400万円以下の金額
金額×4%
③ 400万円を超える金額
金額×3%
仲介手数料の計算方法
例えば、物件価格が1000万円の場合の仲介手数料を計算してみます。
① 200万円以下の部分
200万円×5%=10万円
② 200万円を超え400万円までの部分
200万円×4%=8万円
③ 400万円を超える部分
600万円×3%=18万円
物件価格1000万円の仲介手数料は上記のようになります。
簡単計算方法 (3%+6万円) 本来の仲介手数料
0~200万円 3% (6万円) 0~200万円 5% (10万円)
200~400万円 3% (6万円) 200~400万円 4% (8万円)
400~1000万円 3% (18万円) 400~1000万円 3% (18万円)

簡単計算方法と実際の仲介手数料は
黄色の部分で4万円
青色の部分で2万円の差額が出るため、
この差額を調整するための+6万円なのです。
文章では伝わりにくい部分もあったかと思いますが
もっと詳しくという方はクラスコ売買の窓口までご来店ください‼‼
【お得に注文住宅】話題のローコスト住宅特集
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/08/20 00:00
【お得に注文住宅】話題のローコスト住宅特集
「ローコスト住宅」という言葉を耳にしたことがありますか??
「1000万円台の家!」「800万円で建てられる家!」など、建築中の住宅に垂れ幕がかかっているのを目にしたことはないでしょうか。
本当にその値段で家が建てられるの?と思ってしまうところです。
一生に一度の買い物なのに「安かろう、悪かろう」では話になりませんよね。
しかし「安いけど、良い家」だったらどうでしょうか。
住宅ローンの月々の支払額もおさえられて、貯金や旅行にもお金を充てられる生活も実現できそうですよね!
今回は、なぜ安く住宅を建てることができるのか、話題の「ローコスト住宅」の特徴や注意点を解説します!!
《 ローコスト住宅とは 》
ローコスト住宅とは、無駄を省くことによって比較的安い価格で建築できる家のことです。
坪単価は一般的に40万円程と言われています。
その安さが最大の長所であり、予算は少ないけど注文住宅にしたい!
というお客様に人気の住宅です。ではなぜそんなに安く建てることができるのか探っていきましょう♪
その①:材料費のコストダウン
業者が独自のルートで買い付けたり、一度に大量に発注したりすることによって材料のコストを抑えて仕入れを行っています。
選ぶことができる仕様は高額なハウスメーカーより少なくなりますが、坪単価を大きく抑えることができます。
また、最近流行りの四角形や長方形などできるだけシンプルな構造にすることにより、建築コストを抑えることが可能になります。
その②:人件費・宣伝費
大手のハウスメーカーのCMはよく見かけますよね。
数百万円、数千万円の広告費用をつかってCMを放送しますが、当然その費用はお客様の建築費用(ハウスメーカーからすると売上げ)に含まれます。
ローコスト住宅はCMなどの過度な宣伝広告を行わず、宣伝費やそこに関わる人件費の削減をしていることが多いです。
《 ローコスト住宅の注意点 》
その①:その坪単価はどこまでの費用?
実は坪単価とは、どこまでの費用を合計して算出したものかという決まりはありません。
注文住宅を建てる場合、建物の本体工事以外に必要に応じて外構工事や地盤改良費用が掛かってきます。
謳っている金額以外にどんな費用が生じるのか、建築会社に確認していくことが必要です。
その②:完全に自由な間取りは難しい場合が多い
ローコスト住宅は良い家をお得に建築出来る分、仕様や間取りを自由につくるのではなく、複数ある選択肢の中から組み合わせて建築する場合が多いです。
しかし、その選択肢の組み合わせも沢山あり、最終的には納得のいく住宅を建築することも十分可能です。
どうしても輸入製のキッチンを入れたい!複雑な構造の建物にしたい!
そういった場合には追加の費用が生じるのでご注意くださいね。
不動産業界の両手、片手とは?
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/08/13 00:00
不動産業界の両手、片手とは?
前回のコラムでは、不動産を購入する際にかかる仲介手数料の仕組みについてご説明させていただきました。今回も引き続き、仲介手数料にまつわるお話しをさせていただければと思います。
不動産業界では、両手と片手と呼ばれる業界用語があります。
・両手
売主、買主双方の仲介に入ること

・片手
売主、または買主の片方の仲介に入ること

つまり、両手で取引が成立すれば、仲介手数料を売主と買主双方から頂くことができます。
不動産業者としては、片手よりも、両手で取引が成立すれば報酬が多くもらえるので、両手で成約したいと考えます。
そうなると、不動産業者として他社に情報を出さなかったり、他社に対し物件が成約していないにも関わらず、「成約したのでご紹介出来ません。」といったりするなど、物件の囲い込みなど起きてしまいそうですよね。
不動産業界には、そのような不利益が起きないようにする仕組みがございます。
次回のコラムでは、その仕組みについてご説明させていただければと思います。
銀行の選び方について
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/08/06 00:00
住宅ローンは、人生で最も大きな買い物の一つである住宅購入において、非常に重要な要素です。しかし、「どの銀行を選べばいいのかわからない」「金利や保証料の違いがいまいちピンとこない」という方も多いのではないでしょうか。今回は、住宅ローン選びで後悔しないために、銀行選びのポイントを徹底解説します。

【そもそも銀行によって違いはあるの?】
結論から言うと、銀行によって住宅ローンの条件は大きく異なります。同じお客様でも、銀行によって「融資できる・できない」が分かれたり、借入可能額に差が出たりすることがあります。これは、各銀行の審査基準や金利設定、保証内容などが異なるためです。
そのため、住宅ローンを組む際は、複数の銀行を比較検討することが非常に重要です。
【銀行選びでチェックすべきポイント】
銀行を選ぶ際には、以下のポイントを比較検討しましょう。
適用金利:
変動金利、固定金利、固定期間選択型など、金利タイプは様々です。
短期固定金利が低い銀行、長期固定金利が低い銀行、変動金利に強い銀行など、銀行によって得意な金利タイプが異なります。
ご自身の返済計画に合わせて、最適な金利タイプと金利水準を選びましょう。
保証料の有無:
保証料とは、住宅ローンの債務者が返済不能になった場合に、保証会社が代わりに返済するための費用です。
保証料が無料の銀行もあれば、有料の銀行もあります。
保証料の有無や金額は、総返済額に大きく影響するため、必ず確認しましょう。
団体信用生命保険(団信)の保障内容:
団信とは、住宅ローンの債務者が死亡または高度障害になった場合に、住宅ローンの残債が免除される保険です。
銀行によって、保障内容や保険料が異なります。
がんや就業不能など、特約を付帯できる場合もあります。
ご自身の健康状態や家族構成に合わせて、必要な保障内容を選びましょう。
申込者の取扱条件:
銀行によって、年齢、年収、勤続年数などの申込条件が異なります。
ご自身の属性が、各銀行の申込条件を満たしているか事前に確認しましょう。
【銀行選びの注意点】
金利だけで選ばない: 金利だけでなく、保証料、団信の保障内容、手数料なども含めた総返済額で比較しましょう。
複数の銀行を比較検討する: 少なくとも3行以上から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
専門家のアドバイスを受ける: 住宅ローンの専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談し、アドバイスを受けるのも有効です。
住宅ローンは、長期にわたって返済していくものです。銀行選びは、慎重に行いましょう。
クラスコは、お客様のニーズに合った最適な住宅ローン選びをサポートいたします。お気軽にご相談ください。
事前審査を行う理由
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/07/30 00:00
住宅ローンを利用して不動産を購入する際、必ずと言っていいほど行うのが「事前審査」です。「なんとなく聞いたことはあるけど、よくわからない」「面倒だから後回しにしたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、事前審査は、スムーズな住宅購入を実現するために非常に重要なステップです。今回は、事前審査の目的や流れについて、わかりやすく解説します。

【そもそも事前審査とは?】
事前審査とは、金融機関が住宅ローンの本申し込みに先立って行う、簡易的な審査のことです。お客様(申込者)の年収、勤務先、勤続年数、現在の借入状況(自動車ローン、クレジットカードの利用状況など)、購入予定物件の担保価値などの情報を基に、短期間で返済能力を判断します。
金融機関によって審査基準は異なるため、複数の金融機関で事前審査を受けることをお勧めします。一般的に、審査にかかる時間は1週間程度です。
【なぜ事前審査が必要なのか?】
事前審査を行う最大の理由は、「自分がいくら借りられるのかを把握するため」です。
住宅購入は、人生で最も大きな買い物の一つです。購入物件を決めた後で、「希望額の融資を受けられなかった」という事態に陥らないためにも、事前に借入可能額を把握しておく必要があります。
例えば、スーパーで買い物をする際、レジで会計をする前に財布の中身を確認しますよね。それと同じように、住宅購入でも、事前に資金計画を立てることが重要です。
経験上、「事前審査で借入可能額が想定より少なかったため、購入物件を見直した」というお客様もいらっしゃいます。事前審査は、お客様が無理のない返済計画を立て、理想の住まいを見つけるための第一歩と言えるでしょう。
【事前審査の流れ】
必要書類の準備: 金融機関によって異なりますが、一般的に、本人確認書類、収入証明書、物件に関する資料などが必要です。
金融機関への申し込み: 金融機関の窓口またはインターネットで申し込みます。
審査: 金融機関が、提出された書類や信用情報などを基に審査を行います。
審査結果の通知: 審査結果が通知されます。
事前審査は、お客様にとって「いくら借りられるのか」を把握する上で、非常に重要なステップとなります。スムーズな住宅購入を実現するためにも、事前審査を有効に活用しましょう。
クラスコは、お客様の理想の住まい探しを全力でサポートいたします。住宅ローンに関するご質問やご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
【これで解決】土地購入の知っておくべきコト【まとめ】
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/07/23 00:00
【その土地購入ちょっと待った‼】注文住宅における土地購入のいろは

土地購入にはいくつかの注意点とタイミングがあるのは知っていますか?
これを知らないと予算が足りない、そもそも土地が買えないなんてことが起きてしまいます。
本日は、希望通りの家を建てるために土地購入について気を付けるべきことを解説します!!
土地代以外にかかる費用はないか?
土地を購入する際、土地代のみに目が行きがちですが、土地購入では不動産会社で表示されている金額以外に多額の費用が発生するケースがあります。
特に次のような土地には注意が必要です。
宅地ではない
例えば地目が農地の場合、農地転用申請が必要となります。また、埋めたてが必要なら盛土の費用が発生します。地目変更登記費用の発生も忘れてはいけません。
隣地や道路との高低差がある
隣地、道路との高低差が1mを超える場合、擁壁工事と言って土を止めておく工事の費用が割高になる可能性があります。事前に擁壁工事の費用を算出するなど事前の対策が必要となります。
インフラが整備されていない
インフラとは道路や上下水道、電気、通信等の各設備のことを言います。前面道路にこれらの設備が来ていないと新たに設備を引いてくるための工事費が発生します。
地盤が悪い
地盤が弱いと、地盤補強工事が発生します。地盤の強度によりますが、木造などの軽い建物なら安く抑えられるかもしれません。しかし、鉄骨造や鉄筋コンクリート造といった重量のある構造だと高額になる可能性があります。事前に地盤調査ができればベストでしょう。
各規制地域である
その各々の地域により様々な規制があります。一般的に住宅を建てる場合、建築確認申請というものを行政に申請し許可を取り、工事に着手することが通例です。この建築確認申請以外に各規制による申請業務が必要な場合があります。申請費以外にも規制にかかる付帯工事の発生により、さらに費用がかかることがあるので注意が必要です。
境界杭がない
境界杭がないまま購入してしまうと、境界確定測量の費用が発生する場合があります。購入前に売主、隣地所有者立会いのもと、境界を確定し境界杭を設置しておくべきです。境界が明確でないと、将来隣人とのトラブルは起こるかもしれません。
【一戸建て編】マンション vs 一戸建 どちらがオススメ?⑤
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/07/09 00:00
前回の記事では、一戸建てのメリットについて詳しく解説しました。今回は、一戸建ての【デメリット】に焦点を当て、購入前に知っておくべき注意点と対策について解説します。一戸建ての購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
●一戸建てのデメリット
① 建物価値が下がりやすい:長期的な資産価値を見据えた検討を
マンションのメリットでも触れたように、建物の耐用年数は構造によって異なります。
木造:22年
鉄骨鉄筋コンクリート造:47年
(※国土交通省「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」より抜粋参照)
一戸建ては木造住宅が多いため、マンションに比べて建物価値が下がりやすい傾向にあります。しかし、土地の価値は残るため、立地条件によっては資産価値を維持できる可能性もあります。長期的な視点で、資産価値を見据えた検討が必要です。
② 高齢になると2階建ての生活が困難:将来を見据えた設計を
歳を重ねると、階段の上り下りが負担になることがあります。最近では、将来を見据えて平屋を選ぶ方も増えています。2階建てを選ぶ場合は、将来的に1階だけで生活できるような間取りや、ホームエレベーターの設置なども検討しておくと良いでしょう。
③ 修繕費用の自己負担:計画的な資金準備が重要
マンションのような修繕積立金がないため、修繕費用はすべて自己負担となります。外壁や屋根の修繕など、まとまった費用が必要になる場合もあります。将来を見据えて、計画的に修繕費用を積み立てておくことが大切です。
④ 防犯面での不安:セキュリティ対策の強化を
マンションのようなオートロックや防犯カメラがないため、防犯面ではマンションに劣る場合があります。しかし、最近では様々な防犯グッズが販売されています。ホームセキュリティの導入や、防犯カメラの設置など、セキュリティ対策を強化することで、不安を軽減できます。
全5回にわたって、マンションと一戸建ての違いについて解説してきました。どちらがお客様にとって最適かは、何を重視するかによって異なります。この記事が、お客様がご自身の価値観を見つめ直し、理想の住まいを見つけるための一助となれば幸いです。
クラスコは、お客様の理想の住まい探しを全力でサポートいたします。マンション・一戸建てに関するご質問やご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
【一戸建て編】マンション vs 一戸建 どちらがオススメ?④
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/07/02 00:00
前回の記事では、マンションのデメリットについて詳しく解説しました。今回は、一戸建ての【メリット】に焦点を当て、その魅力を余すことなくお伝えします。一戸建てならではの自由で快適な暮らしに、きっと心が惹かれるはずです。

●一戸建てのメリット
① 自由度の高さ:理想の住まいを、思い通りに
一戸建ての最大の魅力は、その自由度の高さです。土地と建物を所有するため、建築基準法などの制限はありますが、基本的に自由に建て替えやリフォームを行うことができます。
マンションのように管理組合の承認を得る必要がないため、時間や手間をかけずに、理想の住まいを実現できます。間取りや内装、外観など、細部にまでこだわることができるのは、一戸建てならではの醍醐味です。
② 駐車場代不要&③ ランニングコストを抑えられる:経済的なメリットも魅力
一戸建ての場合、敷地内に駐車場スペースを確保できることが多いため、毎月の駐車場代がかかりません。また、マンションのような管理費や修繕積立金も不要なため、ランニングコストを抑えることができます。
これらの経済的なメリットは、将来のライフプランを考える上で、大きな魅力となります。
④ 独立性が高く、騒音対策に優れている:ストレスフリーな暮らし
マンションのような集合住宅と異なり、一戸建ては独立した建物であるため、上下左右の住戸への音漏れを気にする必要がありません。建築基準法上の制限により、隣家との間に一定の距離が確保されるため、騒音トラブルも起こりにくいと言えます。
静かで落ち着いた環境で、家族や趣味の時間を満喫したい方にとって、一戸建ては理想的な選択肢となるでしょう。
⑤ 近隣住民との関係を築きやすい:地域コミュニティとの繋がり
一戸建てが多く立ち並ぶ地域では、夏祭りや運動会、地域のボランティア活動など、近隣住民との交流を深める機会が多くあります。子育て世代にとっては、地域コミュニティとの繋がりは、心強い支えとなるでしょう。
顔見知りの住人が増えることで、防犯面での安心感も高まります。
一戸建ては、自由な設計、経済的なメリット、快適な住環境、そして地域との繋がりなど、様々な魅力を持っています。
しかし、一戸建てにもデメリットは存在します。次回は、一戸建ての【デメリット】について詳しく解説していきます。お楽しみに!
クラスコは、お客様の理想の住まい探しを全力でサポートいたします。一戸建てに関するご質問やご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
【マンション編】マンション vs 一戸建 どちらがオススメ?③
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/06/25 00:00
前回の記事では、マンションのメリットについて詳しく解説しました。今回は、マンションの【デメリット】に焦点を当て、購入前に知っておくべき注意点について掘り下げていきます。マンション購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

●マンションのデメリット
① 毎月のランニングコスト:住宅ローン以外にもかかる費用に注意
マンションの購入費用だけでなく、毎月発生するランニングコストも考慮する必要があります。
管理費: 共用部分の維持管理、清掃、管理人の人件費などに充てられます。
修繕積立金: 将来の大規模修繕に備えて積み立てる費用です。
駐車場代: 車を所有している場合、駐車場代が別途必要となります。
金沢市のマンションにおける管理費・修繕積立金の平均相場は、一般的に約2~3万円程度です(※築年数や専有面積によって変動します)。これらの費用は、住宅ローンとは別に発生するため、長期的な資金計画を立てる上で重要な要素となります。
② 居住面積の制限:将来のライフスタイルの変化を考慮
マンションは、一戸建てに比べて居住面積が限られている場合があります。特に、お子様が増えたり、将来的に家族構成が変化する可能性がある場合は、手狭に感じるかもしれません。
実際に、マンションから一戸建てへ住み替える理由として、居住面積の狭さを挙げる方が多くいらっしゃいます。将来のライフスタイルの変化を見据えて、十分な広さを確保できるか検討することが大切です。
③ 細かな規約:共同生活ならではの制約
マンションは共同住宅であるため、快適な生活を維持するために、様々な規約が設けられている場合があります。
ペットの飼育: ペットの種類や大きさ、飼育できる数などに制限がある場合があります。
楽器の演奏: 演奏できる時間帯や楽器の種類などに制限がある場合があります。
リフォーム: 間取りの変更や内装工事など、リフォームの内容によっては制限がある場合があります。
これらの規約は、マンションごとに異なるため、事前にしっかりと確認することが重要です。金沢市内では、「ペット飼育可」という条件で探すと、物件数が大きく絞られるケースもあります。
④ 周囲への配慮:快適な共同生活のために
マンションは、様々な家族構成や生活スタイルを持つ人々が暮らす共同住宅です。そのため、生活音や共用部分の使い方など、周囲への配慮が求められます。
生活音: 深夜の洗濯や掃除など、生活音に配慮する必要があります。
共用部分: ゴミ出しのルールや駐輪場の使い方など、共用部分のルールを守る必要があります。
プライバシー: 他の居住者のプライバシーに配慮する必要があります。
これらの点に注意することで、快適な共同生活を送ることができます。
マンションには、魅力的なメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。物件を選ぶ際には、ご自身のライフスタイルや将来設計と照らし合わせ、何を重視するかを明確にすることが大切です。
クラスコは、お客様の理想の住まい探しを全力でサポートいたします。マンションに関するご質問やご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
【マンション編】マンション vs 一戸建 どちらがオススメ?②
カテゴリ:売買コラム
/ 投稿日付:2022/06/18 00:00
前回の記事では、マンションと一戸建ての概要とそれぞれのメリット・デメリットについて比較しました。今回は、マンションの【メリット】に焦点を当て、より深く掘り下げて解説していきます。マンションならではの魅力的なポイントを具体的に見ていきましょう。

●マンションのメリット
① 高い防犯性:安心・安全な暮らしを守る充実のセキュリティ
マンションの大きな魅力の一つが、その高い防犯性です。オートロック、防犯カメラ、24時間有人管理など、充実したセキュリティシステムが、居住者の安心・安全な暮らしをしっかりと守ります。特に、女性の一人暮らしや小さなお子様のいるご家庭にとって、防犯性の高さは大きな安心材料となるでしょう。
また、最近では宅配ボックスが設置されたマンションも増えています。不在時でも荷物を受け取れるだけでなく、非対面で受け取れるため、防犯面でも安心です。
② 優れた立地環境:都市の利便性を享受する快適なアクセス
マンションは、駅近や商業施設が充実したエリアなど、利便性の高い場所に建てられることが多い傾向にあります。毎日の通勤・通学、買い物などに便利なだけでなく、都市の活気を感じながら快適な生活を送ることができます。
また、利便性の高い立地は、将来的な資産価値の維持にもつながります。
③ 眺望の良さ:日常を彩る贅沢な眺め
高層階からの眺望は、マンションならではの大きな魅力です。都会の夜景や美しい自然など、日常を忘れさせてくれるような贅沢な景色を、自宅から楽しむことができます。
④ 維持管理の容易さ:手間をかけずに快適な暮らしを維持
マンションでは、共用部分の清掃や修繕などの維持管理は、管理会社に委託するのが一般的です。そのため、居住者は日々の生活に集中でき、手間をかけずに快適な暮らしを維持することができます。
毎月の管理費は、これらの維持管理費用や、共用施設の利用料などに充てられます。
⑤ 資産価値の維持:将来を見据えた安心の資産形成
一般的に、マンションは一戸建てに比べて資産価値が下がりにくいと言われています。その理由の一つが、建物の構造です。
木造:22年
鉄骨鉄筋コンクリート造:47年
上記のように、マンションに多い鉄骨鉄筋コンクリート造は、木造に比べて耐用年数が長く、建物の価値が維持されやすい傾向にあります。
もちろん、立地条件や築年数によって資産価値は変動しますが、将来的な資産形成という観点からも、マンションは魅力的な選択肢と言えるでしょう。
マンションのメリット、いかがでしたでしょうか?マンションは、快適性、利便性、安全性のバランスが取れた住まいと言えるでしょう。
しかし、マンションにはデメリットも存在します。次回は、マンションの【デメリット】について詳しく解説していきます。お楽しみに!
クラスコは、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適な住まい探しをサポートいたします。マンションに関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。